Mimir | Asgard Data Insight について
Mimir は Asgard プラットフォームのデータ洞察ツールで、製品画面では Asgard Data Insight と表示されます。SQL を書ける必要はありません。業務上の問いを自然言語で尋ねると、Mimir がどのテーブルを照会すべきか判断し、SQL を生成・検証してデータを取得し、最後に結論を添えた回答としてまとめます。
一般的な BI ツールとの違いは入口です。BI では誰かがレポートを作らないと利用者は見られません。Mimir では先に質問して答えを得て、その答えが長期的に追跡する価値があると判断してから、チャートとして保存しダッシュボードに置きます。

中心となる概念
- Project:上部のプロジェクト切替で、どの業務データを照会するかが決まります。切り替えるとサイドバーの内容もすべて連動して変わります。同じ Workspace の下に、業種の異なる複数の Project を置けます。
- Semantic Model(セマンティックモデル):プロジェクト切替の隣のドロップダウンで、今回の質問がどのセマンティックモデルを照会するかを決めます。セマンティックモデルはテーブルにどの列があるか、各列が何を意味するか、どの measure が使えるかを記述したもので、Mimir が自然言語を正しい SQL に変換できる根拠になります。小売のサンプルプロジェクトでは、CRM 会員、ERP、EC、POS 店舗、サプライヤー、データウェアハウス(OLAP)、WMS 配送センターなど複数のセマンティックモデルが同時にマウントされています。セマンティックモデル自体は Odin | Asgard Studio で作成・公開します。
- Thread(スレッド):1 回の質問とその後の追加質問が 1 つの Thread を構成し、サイドバーの Threads セクションに並びます。Thread での質問と回答を参照してください。
- View(チャート):ある照会の結果を、その SQL と表示形式ごと保存し、再利用できるチャートにします。Viewを参照してください。
- Dashboard(ダッシュボード):複数の View を 1 ページに配置し、継続的に追跡するボードにします。Dashboardを参照してください。
- Knowledge(ナレッジ):上部の Knowledge タブで、組織独自の照会慣習や回答ルールを蓄積し、Mimir が生成する SQL と回答の仕方を組織の期待に近づけます。Knowledgeを参照してください。
典型的な利用の流れ
- Project と照会するセマンティックモデルを選びます。
- ホーム画面の質問ボックスに質問を入力すると、Mimir が Thread を作成して照会を開始します。
- 回答の結論とデータ表を読みます。詳細が必要なときは Data Model を開いて列の定義を確認します。
- この結果を残す価値があると判断したら、View として保存します。
- 関連する View をいくつか同じ Dashboard に置き、以降は毎回質問し直さずにボードで追跡します。